2019.5.28
インフルエンザシーズン到来
海外医療情報
南半球のオーストラリアでは、インフルエンザシーズン到来です!
5月20日の報告では、今年に入ってインフルエンザ感染により、クイーンズランド州では25名が死亡、オーストラリア南部でも17名が死亡、5月22日の報告でもビクトリア州で26名の方が亡くなられています(昨年度の同時期では死亡者無し)。
インフルエンザに感染すると、38度以上の発熱、頭痛、関節痛、全身倦怠感などの症状が現れます。
インフルエンザの感染予防として、感染予防の基本である手洗いは勿論ですが、室内の湿度を50~60%に保つことなどがあげられます。また、インフルエンザワクチン接種も効果的です。
また、厚生労働省検疫所のホームページFORTHでは、渡航の際の推奨ワクチンが今年3月に見直され、長期・短期の渡航に関わらずインフルエンザワクチンの接種を推奨しています。
オーストラリアやニュージーランドなどの南半球の国々へお出かけの際は、インフルエンザシーズンを迎えますので、渡航前の予防接種を是非検討して下さい。
参考資料
厚生労働省検疫所
https://www.forth.go.jp/useful/vaccination.html
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
国立感染症研究所