2023.2.22
SNSでも話題!GLP-1ダイエット!!
その他
既にアメリカやヨーロッパでは、減量のために使用されている薬剤です。
*そもそもGLP-1とは?
GLP-1はもともと私たちの体の中にあるホルモンで、 作用は大きく分けて2つあります。
①血糖値の上昇を抑える
②胃の消化のスピードが遅くなり食欲を抑制させる
この2つの作用で、ダイエット効果をもたらします。
欧米諸国では肥満症の適応薬として使用されていましたが、 日本では「糖尿病」の治療薬としてのみ使用されていました。
しかし、2023年1月27日、このGLP- 1受容体作動薬を成分とする『ウゴービ皮下注(セマグルチド)』 が肥満症を対象疾患として使用されることが、
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会で了承されたよ うです。
つまりGLP-1は日本国においても「痩せる効果がある」 と証明されたということです!
2023年2月16日現在はまだ未承認で、 今後いつから保険適応になるかは不明です。
そして、保険適応になるケースは、 現在ある抗肥満薬と同じくらいの基準になるかな? 現在の適応基準は、適用した食事・ 運動療法を行うも効果不十分な高度の肥満症(肥満度>70% もしくはBMI>35)」です。 なかなかの体系の人しか適応にならないかもしれません。
とはいえ、 肥満に対しての自費であっても処方しやすくなると思います。
保険適応したら始めてみたいと思っている方、 すぐに始められるように、まずは特徴を見てみましょう!
*薬の種類は?
注射薬タイプと内服薬タイプの2種類です。当院ではどちらも処方可能です。(始める前には血液検査が必須です)
①注射薬タイプ
1日1〜2回もしくは1週間に1回を自分で注射します。
注射と聞くと痛いイメージがありますが、GLP-1ダイエットで使用する針はとても細く痛みも少ないです。
種類によっては週1回でよいので、毎日実施するのが難しい方には良いかもしれません。
ただ使用した針などは一般ゴミとして捨てることができず、必ず処方された病院へ持参し医療ゴミとして捨てることが必須です。
針を刺す際の手順や実施後のゴミなど、管理が少し難しいなどのデメリットがあります。
内服薬タイプより効果が出やすいメリットがあります。
②内服薬タイプ
毎朝空腹時に服用します(服用後30分以上は食事をとらない方がよいとされています)。
飲むだけなので、注射が怖い方などは始めやすいメリットがあります。
*効果はいつから出てくる?
GLP-1は以下のように作用し、体重を減少させます。
・胃腸の動きを抑制し、満腹感を持続
・脳の食欲中枢に働きかけて食欲を抑制する
・脂肪分解を促進し、エネルギーとして消費するのを助ける
ですので、GLP-1だけで痩せることはなく、 食事制限のお手伝いと少し脂肪分解のお助けをするというイメージ が正しいと思います。
ですので、その効果は、 およそ2週間から1ヶ月で効果が現れ始めるとされています。
しかし短期間で痩せることに成功しても、 リバウンドしてしまっては意味がありません。
しかし短期間で痩せることに成功しても、
薬の力を少し借りて食事量を落とし、 その食習慣を定着させるために、最低2ヶ月~ 3ヶ月は続けることが必要です。
一般的には、3ヶ月~1年ほど続けることが良いとされています。
*副作用はある?
胃の消化スピードが遅くなることで、吐き気・胃部不快感・ 便秘などの消化器系の副作用も挙げられます。
また場合によっては膵炎・ 腸閉塞といった重大な副作用も起こり得ます。
*最後に
GLP-1を服用しているのに痩せない、 といったお話も聞きますが、 飲んでいるだけではもちろん効果は弱いです。
食生活の改善・ 運動の習慣化をすることでより効果を実感できます。
また、服用終了後のリバウンドも予防することができます!
当院の医師は、ベジタリアン・ ヴィーガンの方の診察も得意としており、 患者様それぞれに合った食生活の指導を行うことが可能です!
個人輸入も可能なお薬ではありますが、 お薬ですのでもちろん副作用などの危険もあります。
現在の食生活・その改善点など含めて、 まずは医師に相談してみませんか?