2018.5.22
Ebola Outbreak in Congo
海外医療情報
コンゴ共和国でエボラ出血熱が流行しています。
コンゴ共和国の保健省の発表では、コンゴ共和国のムバンダカでエボラ出血熱の感染が確認されており、少なくと45名の感染が確認、25名の方が亡くなられています。
エボラ出血熱は重症化する感染病で内出血を起こし、しばしば致命的になります。
ムバンダカはコンゴ川の河川沿いに位置する街で首都キンシャサへの交通の中心となっています。その為、エボラ出血熱の感染拡大が懸念され、WHOは緊急の会議を招集し感染拡大を予防する為の話し合いが行われています。
エボラ出血熱の感染は人間の血液や体液だけでなく、猿やゴリラなどの動物の血液や体液で感染してしまいます。WHOは4000ものエボラ出血熱のワクチンをムバンダカに送り、リスクの高い人から予防接種を行っています。rVSV-ZEBOVというワクチンは人に対して安全でエボラ出血熱の予防に効果的との事です。
参考記事
BBC NEWS
http://www.bbc.com/news/world-africa-44150762
CNN NEWS
https://edition.cnn.com/2018/05/17/health/ebola-outbreak-mbandaka-drc-intl/index.html