インターナショナルヘルスケアクリニック

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2019.1.21

アメリカ オレゴン・ワシントン両州で麻疹が流行

海外医療情報

アメリカのワシントン州で19名の麻疹(はしか)の感染患者が確認されました。

アメリカCNNニュースの記事です。

先週、アメリカオレゴン州で行われたNBAのゲームを麻疹に感染していた人物が観戦、その結果、今月中に、隣の州のワシントン州で19名の麻疹感染患者が確認されました。

これ等の感染患者は、オレゴン州の国際空港だけでなく、ワシントン州クラーク郡の病院、学校、お店、教会、レストランなどにも行っていたことがわかり、クラーク郡では対応に追われています。

現在判明している事は、感染した19名の内18名が子供で、この18名の内16名は予防接種を受けていなかったとの事です。

ワシントン州クラーク郡の保健担当者は高熱、全身の発疹、鼻詰まり等の症状が現れ、病院に行かれる際は、更に感染が拡大しないように事前に病院に連絡した後に受診するよう伝えています。

麻疹の感染力は強く、咳やくしゃみなどで比較的簡単に感染してしまいます。また、感染場所も昨年沖縄で起きた麻疹の感染やこの記事の様に、普段皆さんが良くいく場所で起こっています。麻疹の感染予防には予防接種が重要となってきますので、予防接種を全く行っていない方や規定回数を行っていない方は、予防接種を行う事を強くお勧めします。

CNN NEWS

https://edition.cnn.com/2019/01/19/health/washington-state-measles-cases/index.html