2017.11.16
飲料水に関連した汚染
その他
2017年11月10日にCDC(アメリカ疾病予防管理センター)の発表によりますと、2013年から2014年にかけて飲料水に関連した水質汚染の調査結果を発表いたしました。この発表によりますと、アラスカ、アリゾナ、フロリダ、アイダホ、インディアナ、カンサス、メリーランド、ミシガン、モンタナ、ニューヨーク、ノースカロライナ、オハイオ、オレゴン、ペンシルバニア、ロードアイランド、テネシー、バージニア、ウエストバージニア、ウィスコンシンの19州から42件飲料水による感染の報告があり、2011年から2012年の調査と比較すると10件の増加がみられます。42件の感染の内、57%を占める24件がレジオネラ菌によるもので、死亡した13件全てのケースもこれに含まれます。CNNの記事によりますと、レジオネラ菌の感染原因は洪水も含め色々とありますが、インフラ整備が行き届いてないことも原因として挙げられています。レジオネラ菌の感染は飲料水による感染だけでなく、感染した水の霧などによって感染する場合があります。感染すると発熱や悪寒、胸部痛呼吸困難が見られる様になります。最悪の場合肺炎になりますので、症状が見られたら早期に受診されることをお勧めします。
参考文献
CNN:
http://edition.cnn.com/2017/11/09/health/cdc-water-contamination-reports/index.html
http://edition.cnn.com/2017/11/12/health/disneyland-legionnaires-anaheim/index.html
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)
\r\nhttps://www.cdc.gov/mmwr/volumes/66/wr/pdfs/mm6644-H.pdf
https://www.cdc.gov/media/mmwrnews/2017/1109.html
千葉県HP:
https://www.pref.chiba.lg.jp/eishi/koushuueisei/shisetsu/rejionera.html
NIID(国立感染症センター)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ra/legionella/392-encyclopedia/530-legionella.html
FORTH(厚生労働省検疫所)