＜クラウドファンディングのご支援による国際医療搬送ご報告　～その④～＞

先日、皆様からご支援を頂きましたクラウドファンディングの資金を使用させて頂き、国際医療搬送を行いましたので、ご報告を致します。

2020年2月7日～10日、イギリスの入院中病院から都内の大学病院への転院です。

今回は日本にいらっしゃる患者様のお母さまより、ご相談を頂きました。患者様は旦那様とご一緒に、イギリスにお住まいでしたが、病気の精査やリハビリ継続のため、ご両親がいらっしゃる日本へのご帰国を望まれました。

30代女性、神経系疾患のため、移動中に胃ろうの管理や投薬、酸素投与や全身状態モニタリング等の医療行為が必要であり、医療者同伴（医師・看護師２名）による搬送となりました。

まず、イギリスのご入院中されている病院から、ヒースロー空港まで民間救急車で移動し、日系航空会社コマーシャルフライトのビジネスシートを利用し、羽田空港へ。その後民間救急車を利用し都内の大学病院まで搬送という流れになりました。

移動中に、胃ろうからの投薬や酸素療法（機内で一時的使用）等、医療行為を行いながら、またさらに、長時間の移動となり、患者様の肉体的負担や疲労は大きなものでしたが、トラブルが生じることなく、無事に全行程を終えることができました。

この搬送をとても心配しながら、日本でお待ち頂いておりましたご両親や、イギリスにいらっしゃる旦那様は、無事の移動を皆様大変喜んでおられました。

今回は、海外旅行保険等の適応ではなく、搬送費用は全額ご家族が自費でのお支払いとなりましたため、皆様から頂きましたクラウドファンディングの資金の一部を、とても有難く使わせて頂きました。

今回の医療搬送では、クラウドファンディングにて集まりました一部を、以下の費用に使用致しました。

・患者様が使用された衛生材料

・当院からの持ち出し医療機器

皆様のご支援に、大変感謝しております。有難うございます！ 

＜クラウドファンディングへご協力頂きました方々です＞　　　　　　　　　　

・眞城　経志　様　　・藤井　徳治　様　        ・沼田　敏紀　様　

・井上　義健　様　　・浅野　ひろみ　様　　・吉田　耕司　様

・バンビー薬局　様    ・張　曉雲　様  ・片岡　聡人　様　　 ・伊藤　様　　

・A Mastuo　様　     ・鳴戸　理佐　様　        ・KAWAI　RIEHO　様　

・株式会社江東微生物研究所　様　・石部　雄紀　様   ・近藤　誠　様

・浜崎　陽一　様      ・海老 菜名子　様　・福井直敬（武蔵野音楽大学学長）様

 ・石黒メディカルシステム株式会社　光峰　功次郎　様