当クリニックのホームページをご覧いただくと、“国際医療搬送”という言葉を目にされると思います。では、その国際医療搬送の費用はどの位必要なのか、お話したいと思います。

国際医療搬送を行うには必然的に様々な費用がかかってしまいます。まず、必要なのは交通費。現在入院している病院から最寄りの空港までの移動手段が必要ですし、国と国の間を移動するには飛行機を利用しなくてはなりません。更に、到着した空港から転院する病院までの交通費も必要となります。これらの交通費は国際医療搬送費用の多くの割合を占めます。

その内訳は、

• 現在入院している病院から最寄りの空港までの救急車の料金
• 最寄りの空港から目的地の空港までの航空運賃
• 目的地の空港から転院先病院までの救急車の料金

さらに、患者様の状態により利用する航空機が、医療専用航空機（プライベートジェット）又は民間航空機（コマーシャルジェット）と異なってきます。

例えば、アメリカから日本までの航空運賃を比較すると、医療専用航空機では約2000万円、民間航空機を利用した場合は約250万円と大きく金額が異なってきます。

医療搬送費は交通費以外にも

• 人件費
• 医療機器の使用料
• 酸素ボンベの費用、
• 医療スタッフの宿泊費、
• 医療機関や患者様と患者様の御家族との連絡に必要な通信費

等々が必要となります。

以上の様に、国際医療搬送を行うと多くの費用がかかってしまいますが、当クリニックで行う医療搬送では、当然の事ながら患者様の安全を優先にし、さらに、医療搬送の費用を出来るだけ患者様とその御家族に重くのしかからないよう工夫をしながら、ご案内しております。　国際医療搬送の利用をご検討されている方は、まずはお気軽にお電話（24時間対応）又はホームページ（https://www.ihc-clinic.jp/）からお問い合わせください。