2019.2.19
アメリカで非チフス性サルモネラ菌
海外医療情報
米疾病管理予防センターの報告によると、アメリカの41州とコロンビア特別区にて、2017年11月から、生の七面鳥の肉や関連製品によるサルモネラ菌の感染が拡大しています。
2017年11月から2019年2月13日の間に279件の七面鳥の生肉に関連したサルモネラ菌の感染が報告され107名の人が入院、うちカリフォルニア州の1名が亡くなられました。
CDCの話では、多くの七面鳥の製品が市場に出ている為、感染源が現在も判明していないとの事です。
今回の原因である非チフス性サルモネラ菌は、汚染されている食品を摂取する事による感染の他ペットとして飼っている亀などでも感染が起こります。
もし、七面鳥の肉を調理する際は、肉の内面温度が約70℃になるようしっかりと調理を必要がある他、調理前と調理後にしっかりと手洗いをする必要があります。
サルモネラ菌に感染すると、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などの症状が現れますが、多くの人は、4日から1週間後に特に治療を行わなくても回復しますが、5歳以下のお子様と65歳以上の方は注意が必要です。
参考記事
CNN NEWS
https://edition.cnn.com/2019/02/15/health/turkey-salmonella-outbreak-bn/index.html
CDC