2019.2.12
まだまだ続く?麻疹の感染
国内医療情報
先月の下旬から今月にかけて麻疹に関してのブログを書きましたが、現在も麻疹の感染が続いているそうです。それも、日本だけではなく海外でも。
日本では、昨年12月に三重県で開催された民間団体の研修に参加した方が麻疹を発症、その後、三重県以外にも岐阜県、和歌山県、愛知県から参加した方も感染していることが確認、そのうちの1名が大阪市内で行われたアイドルグループの握手会に参加していたと報道されています。1月9日の記事では、ベトナムから帰国した大阪府の男性が麻疹に感染、1月29日の記事では、京都府に在住の方が麻疹に感染、2月9日にはモルディブに滞在していた札幌の方が感染、さらに2月11日の記事では、あべのハルカスの近鉄本店で勤務していたアルバイト店員が麻疹に感染していることが判明、まだまだ注意が必要な状況が続いています。
麻疹の感染は日本だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、フィリピンでも感染者が確認されており、BBC NEWSをはじめ、ABC NEWSでも取りあげられています。
麻疹は感染力が強く、空気感染、飛沫感染、接触感染で発症してしまいます。感染者の多くは、予防接種をしていないことから、ワクチンの接種がとても重要となってきます。もし、麻疹の症状である発熱や咳、鼻水などが数日間続いた後、白い粘膜疹(コプリック斑)が現れたら、まずはお近くの医療機関に連絡をしてから、医療機関の指示に従って受診をして頂くようお願い致します。
参考記事
BBC NEWS
https://www.bbc.com/news/health-47157020
https://www.bbc.com/news/world-asia-47153817
ABC NEWS
http://abcnews.go.com/Health/measles-cases-discovered-houston-amid-outbreaks/story?id=60828751
yomiDr.
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20190212-OYTET50037/?catname=news-kaisetsu_news
共同通信社