2024.7.23
白玉看護師*クリスマス*インド搬送
医療搬送
みなさんお久しぶりです。
搬送の投稿が遅れましたが、去年のクリスマスに医療搬送のためインドの ニューデリーへ行ってきました!
皆様は去年、良いクリスマスを過ごせましたか?私たちはいろんな意味で深いクリスマスを過ごしました。
急に決まった案件であったため、インドへのビザ申請は VISA on arrival でインドの空港についてから申請をしました。
ここで皆さんとVISAに関してシェアしたいことがあります。 国によってビザ申請が必要な国があるのはご存じだと思いますが、
今の時代は大体事前オンライン申請ができるのが一般的です。 何日か前にしないとオンラインではできないという場合も国によっ て違いますし、
また、 現地で申請する場合は現金のみの受付である事もあるので事前に確 認が必要です。
今回インドの場合、先程もチラッと出てきましたが、VISA on arrival は指定の日にちまでに事前申請が出来なかった人のために行える申 請方法で、
実際に空港についてから申請を行う方法です。
インドのimmigration のホームページもしくは日本航空会社さんのWebサイトからイン ド入国専用のVISA on arrival の記入用紙がダウンロードできますので、
事前にプリントアウトをして記入すると当日のVISA申請がスム ーズに進みます。
ちなみに私たちが行った時(2023.12) の現地でのVISA申請支払い方法は現金(インドルピー) のみ可能でした。
もし、急遽インドへ行くことがあったり、 オンライン申請を忘れた方にはVISA on arrival 申請してみてはいかがでしょうか。
そして、 メインの搬送のお話は今回特にお話しすることはありません。
というのは、 患者様の状態は落ち着いておりニューデリーから日本の病院へ無事 に送ることが出来たからです。
今回、 インドにきて私と先生は一生の思い出になるような悲惨なことがあ りましたので、そのお話をさせて頂きます。
インドに着いた後、 保険会社から手配してくださった送迎車にてモールにあると認識し ていたホテルに向かったのですが、
そのモールの中にホテルがあると思い込み、 運転手と別れクリスマスでとてつもなく賑わっているモールの中や 周りを歩きまわり
その周辺のホテルの受付の人に私たちが泊まるホテル名や住所を聞 くと”あっち” だ ”こっち” だ で振り回され、
そのホテルがモールの中に併設しているのではなく、 住所をよーく見ると”The opposite of ----" でモールの反対側( 道路が塗装もされていないスラム街のような場所で)、 3か月前に名前を変更したとのことがお店の人の情報で分かり、 現地の人に聞きまわって3時間(すでに現地の23時)、 やっと予約していたホテルにつきました。。足パンパンでした。
モールはちなみに日本で見るような清潔感のあるモールです。
モールの反対側にあるホテルはスラム街の中に立っており、 中もぼろぼろでした。
ちなみにタオルも事前に準備されていなければ、 やっと来たタオルやタオル含めリネン全て湿気た100% 洗濯していない状態でした(泣)
湿気にまみれた布団の中に身体を預けたくはなかったので、 100歩譲ってベッドの表面に横たわり、 自分のコートを掛け布団代わりにして目を瞑りました。
そして早朝、 外から複数の犬の鳴き声が聞こえて恐怖を覚えました。
この写真が、ホテルというかモーテル前の風景です。ここに写っている女性がクリニックの先生です。
次の日、 インドから日本までの搬送の時間まで少しだけ時間があったので、 通常だとその時間まではホテルで休むのですが、
そのホテルで搬送前の体調を整えることが出来なかったので、 数時間休憩の為に他のホテルに滞在をして昨夜シャワー浴びること が出来なかったのでシャワー浴び、
1時間仮眠をとり、搬送となりました。
今回のホテルは私たちクリニック側がいつも大手ホテル予約会社を 通して予約したのですが、今回は運がなかったようです。
搬送の裏側には悲惨な背景がありましたが、 なんとか患者様を安全に日本までお送りすることができ、 私たちも無事に日本に戻ることが出来たので、 今回はいい勉強になったと思います。